『traveling old books -女性店主の出張古本市-』。

2015.01.13.Tue.00:00

本日より15日まで、恵文社一乗寺店COTTAGEにて開催中の『traveling old books -女性店主の出張古本市-』に参加させていただいております。

昨日、搬入にいってまいりましたが、出店者の内容が全体的にかぶる感じもなく、非常にバランスのとれた市になっているように思いました。遠慮して持っていかなかったけれど、絵本を混ぜればよかったな、などと思ったりして・・・。
うちはカライモブックスさんと同じ棚で、一番上を大型本でシェアし、上部をカライモさん本、下部ありの文庫本という並びで置かせていただいております。(写真撮り忘れた!)

宣伝がどこまで行き渡っているのかわからないので、一応持っていった本のことでもあげておきます。


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いつも通り店の棚から引っこ抜くのは新鮮味がない(私が、です)と思ったので、“女性店主”という括りもあることだし、ということで店の本に加えて、家の棚からお手頃価格(500円くらいまで)で提供できそうなものを中心にチョイスいたしました。上右画像の本も、難ありゆえ、お手頃価格です。画像以外にも、追加追加と投入したので全体の3分の1くらいが、家からの本になってしまいました。趣味系の洋書が多いかも。
可愛げのある大人な女性に手にとって頂けたらな~と、可愛げも大人げもない私が、店・家の両方から選びましたが、宜しければ宜しくお願いいたします。


以下は、個人的にお勧めで、ゆえ、ま、売れなくてもよいよと腹の底では思っていたりするものです。
……というのを書こうとして、並べた画像をみると、全て60年代のものばかりであったので、ちょっと驚き。自分は、「60年代」(括弧つきはあえて)というものから逃れられない、なんだか呪われているような、懺悔しないといけないような複雑な気分になっております。ま、個人的な話でアレですが。


ドイツのトランプ博物館で開催されたトランプ展の図録(1966-67)。作家が図柄をデザインするという内容だったようで、カッサンドルやレオノール・フィニの名前も。
トランプ展図録

平和のうちにカオスティックに暮らしていたウサギの集団に、ある日ひとつの王冠がもたらされ・・・という寓話的な絵本。このウサギ自体の絵は好みではないのだけれど、このウサギによる各頁の絵の構成力というのかデザインが素晴らしい。確かイギリスの本。訂)邦訳版をみていたら、フランスの本でした。ので、これは60年代にイギリスで出版された英訳版。
rabbit country

プラハの春が起こる以前のチェコスロバキア、のプラハの街の写真集。(1960年)
ここ何十年かに出ている都市の写真集は、名所ばっちり角度ばっちり適正露出!な、ゆるみのない、そして大方の人にはきっとつまらないようなものが多いけれど、このハンディサイズの写真集はスナップ感覚のものが多く、見ていて飽きないし、当時の人々の暮らしの息遣いを喚起させるような1冊となっております。とはいえ、とはいえ、皆さんにはつまらないであろうタイプの都市の写真集も私は好きで集めていたりします。正直、写真としての面白みには欠けるのですが、古本屋で安く売られているし、というか今時誰も買わないせいなのか安いし・・・。
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税抜き価格に直すスリップの書き換えに思った以上に時間をとられ、嵩稼ぎという言い方は少し違うのだろうけれど、先日買い入れさせて頂いた写真集も出してしまいました。売れてくれると色んな意味で大きいのですが、しかしもう一度じっくり見てみたいので戻ってきていただきたい作品集でもあります。映像作家でもあり、アンリ・サルヴァドールの息子でもある写真家による「私の60年代」。たくさんのスーパースターにうっとり。
mesannees60.jpg


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『traveling old books -女性店主の出張古本市-』

日時:1月13日(火)~15日(木) 12~21時 最終日~18時

場所:恵文社一乗寺店 COTTAGE 



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