最近のNEW荷。

2017.06.12.Mon.00:00

20176①
色々入ってきていました。6月の頭くらい。半分くらいは、イベント出し予定です。

20176②
『アリス・B・トクラスの自伝/ガートルード・スタイン』
自身の助手でありパートナーであったアリス・B・トクラスの眼からみた「ガートルード・スタイン」という設定で、芸術家たちとの交流を描いたもの。大の友人である小男ピカソとのやりとりをはじめ、売れる前の時代のマチス観察の記述などはかなり面白い。個人的には、画商ヴォラールの人間像が把握されたのが収穫。

20176③
『FESPA Digital/FRUIT LOGISTICA Wolfgang Tillmans』
青果流通とデジタル印刷見本市を撮影したティルマンスの写真集。在庫2冊目、です。

20176④
『野外手帳/白土三平』
これは漫画家自身が海や山での野外活動をちょっと体験してみた、という企画モノの体ではなく、本人の自然における日々の生活動記となっています(ちなみに白土さんは海の側に住んでいて鶏を飼っているらしい)。表紙はその際に使用される道具で、少々わかりにくいですが「白土」の名が刻まれています。ざっとみた感じでは、自然との関わりについての言及のみで漫画の話は出てこないので、白土漫画を知らずともこういったフィールド・ライフに興味がある方が読んでも面白いかもしれません。

20176⑤
『血だるま剣法 おのれらに告ぐ/平田弘史』
ある種の誤解・誤読により発禁となってしまっていた作品の復刻版。作品自体も劇画ということもあり濃厚ですが、監修・解説の呉智英の文章がとにかく素晴らしい。多角的に発禁の過程と分析、比較から提言まで鮮やかに解説し、これは非常に大事な部分ではあるけれど文学的な意味においてではなく「読ませる」ものとなっている。勿論、宿敵?のI子順をけなすのも忘れていない。なんだかエラソーになりますが、最近はどのようなジャンルにつけても読むに値しないような評論もどきばかりでツマランナーと思っていたので、これぞ評論!と久し振りに興奮しました。この文章の為だけにお金を払ってもいいので、復刊の復刊をしてほしいところです。

20176⑥
『THEY CALLED HER STYRENE/Ed Ruscha』
エド・ルシェのタイポグラフィを用いた作品集。あるいはタイポグラフィ風作品を集めたもの、というところでしょうか。彼の、写真や絵画と言葉を結びつけた作品は一気に難解さが増しますが、この作品集はポップで入門としてはよいかもしれないです。


他、写真集も数冊入荷中です。
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