終いの日。

2012.06.20.Wed.19:52

 今年に入ってから自分の好きだった店(業種は色々)の閉店が相次いでいる。この先もある店が閉店予定で、困っている。
辞める理由は十店十色で、テナントビルの建替えはいたしかたなし、それ以外で人はすぐお金のことを言いたがるだろうけど(自分も真っ先に考えるけれど)、経営の内実はどこまでもわからないもので、それよりも外部からのやむを得なさという理由を除いて閉店したところは、どうにも気力の問題も感じられて、震災の影響もあったりするのかと思うと一層切ない。

 今日で閉店のところがあったので昨日行ってきた。今日も行く予定だ。もう何年も、頻繁にではないにせよ通っていた店である。昨日は、お客さんたちが帰り際に「ありがとう」とか「お世話になりました」とお店の方に声をかけていた。本当の常連さんやお店を愛してくれている人は、変に残念がってごにょごにょ言ったりせず、状況を受け入れて送り出そうとしてくれるのは経験上わかっているので、本当によいお客さんたちに恵まれていた店なんだろうと思った。そしてそれは羨ましい光景でもある。

 
 ありの文庫が閉店するときは、十中八九お金の問題でやめると思う。(とあえて先に言っておく、でも100%では、勿論ない)その時はセールもしないし、黙って静かにやめたいと思っているけれど、もう一人はどう思っているのだろう。


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