久々の私物放出。

2012.05.10.Thu.00:00

※『アンナちゃんのこいぬはどこへいったの?』のみ、再入荷しております。状態並。(2013年7月1日現在) 売切れ

リラ・アンナ2
リラ・アンナ1
『アンナちゃんとのっぽのおじさんうみへいく』
『のっぽのおじさんのぼうしはどこへいったの?』
『アンナちゃんのこいぬはどこへいったの?』
『アンナちゃんとびっくりたね』
作/インゲル・サンドベルイ 画/ラッセ・サンドベルイ 訳/たせまり
(日本生活協同組合連合会 1980.9.20発行) 
4冊一括樋口一葉先生1枚分くらいで販売中!!!

売切れ
角ツブレ・ハガレあり 背色アセあり 
状態状態2

店を始める前、実家に割と絵本があったことを思い出し、取りに行ったところ見当たらなかったもので、母親に尋ねると「キレイなんは、子供さんができたとこにあげた」とのこと。結局残っていたのは数冊。ああ『こぐまのくまくん』は、ずっと持ち出していて良かった、いやいやそれでは目論見はずれて困るのだよ、あらこの本なあに?と埃まみれになってはいなかったものの、少々状態悪く残っていたのがこの「アンナちゃん」のシリーズでした。

スウェーデン発のこの「リラ・アンナ」シリーズは、最近はグッズをよく見かけるようになっていて、作品も翻訳され続けているのかと思いきや、この4冊が出て以降06年に『アンナちゃん、なにがみえた? 』という作品が翻訳された限りのようで、あとは原書で読むことのみ可能なようです。
妻であるインゲルがお話を、夫のラッセが画を担当していて、このアンナちゃんシリーズ以外にも『おばけのラーバン』シリーズが日本では有名です。

中身はコラージュ、色彩にあふれて、情操教育にも良さそうです。ただし私は全く色彩感覚のある人間に育ちませんでしたが。
リラ・アンナ3 
リラ・アンナ4
※通常のクリーニングに加え、全頁アルコール消毒をしましたが、汚れ等ございますので御了承ください。

リラ・アンナ6
あまり子供心に残らなかったという感じで書いておりますが、唯一このシーンだけは当時と同じ身体感覚を覚えていました。ジャングルの緑に触れているようなざわっとした感じ。行ったことはないですけど、ジャングル。あくまでも想像で。

リラ・アンナ5
それほど馴染めなかったのは、恐らくアンナちゃんのあの見開いた大きな瞳に違和感を覚えていたのではないかと今更ながらに思います。


どんな本でも、大事にしていただける方にお渡しできればよいなあと心の中ではいつも思っていますが、この作品に関してはあえて口にだして言いたいような気がします。


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ちなみに私が好んでよく眺めていたのは食べ物が出てくるお話。その中でもスープが出てくる作品が好きで、特にお気に入りであったのは『くった のんだ わらった』と前述の『こぐまのくまくん』。(どちらもロングセラーなので現在も入手可)くまの方は、センダック(一昨日逝去…)による細密な画が好きだったのもあるし、スープづくりの過程が描かれていることもあって、いまだに眺めるたび喉が鳴る思い。
しかしこの温かなスープを皆で囲む、という画面にすいよせられるのは何だろうか。精神分析でもしていただきたいところだ。



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こちらはKさん私物より、大友克洋漫画。
大友克洋
左:『彼女の想いで…』 右:『童夢』



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