久しぶりのお出かけ記。

2012.04.25.Wed.01:31
 
 この前の日曜日に岡山県にある奈義町現代美術館に行ってきました。美術館前の少し盛り上がった土地の部分に、大きい筒型の物が斜めにドンッとある。外からは中の様子は伺えないが、これが噂の…と心が踊る。
 
 美術館内に3つある展示室にそれぞれ「大地」「太陽」「月」と名前が付いていて、それぞれ別の作者の作品=空間になっている。受付のあるスペースの隣に併設されてるカフェを過ぎ、ガラス張りの扉を開けると、まず最初の展示室「大地」/宮脇愛子「うつろひ」がある。といっても屋外スペースなので中庭の様な趣きで、壁側にベンチがある通路側と、通路と同じ横幅で奥行きも同じくらいの浅い池?があり、素材は硬そうだが柔軟性のあるワイヤーみたいな物がUの字を上下反対にした様な形で数本それぞれぶつからないように地面に固定してあり、水面から出ている部分は少し垂れている。そして何処からか時々聴こえる録音されたカエルの鳴き声の音。水が排水口に流れる音もまるで録音物か?と思わず騙された。そして続く扉を隔てた屋内スペースには、同じ様にワイヤーみたいな物が固定してあるが、地面には水が無く石が敷き詰められいて、特に音も無く、前のスペースよりもっとひっそりしている。
 
 そのスペースを過ぎると、荒川修作のスケッチ等が展示してある長方形の部屋があり、そして入って右手に次の展示室「太陽」への入り口の部屋があるが、ここも「太陽」の一部なのだろう、もうすでに床に傾斜があり、壁一面に貼られた写真の数々と床と天井が黒と黄色の配色なので、もうすでに別世界に来た気分。
 201204221300000-1.jpg「入り口がある部屋の図。」
 
 入り口の部屋の真ん中にある狭い螺旋階段を昇ると次の展示室「太陽」/荒川修作+マドリン・ギンズ「遍在の場・奈義の龍安寺・建築的身体」。ここが外から見えた筒状の物の内部。筒状でかつ傾斜があり、手前から順にベンチ、ブランコ、鉄棒が天井側にもセットであり、天井側の方は少し大きいが、おそらく作り物だろう(本物やったら落ちてくる)。それと床は赤と緑の色が斜めに配色されてあり、天井も同じ2色で斜めに配色されている。左右というか両サイドは龍安寺の石庭を模して作られているのか、本物の石や砂等は使わずこちらも軽い素材で作られている。これら両サイドも同じ配置の構成にはなっていない。ほぼ貸し切り状態だったので一緒に行った友人とブランコしたり、走ったり、後ろ歩きしたり、飛んだりして、体の動きの感覚の変化を感じてみた。
 201204221225001-1.jpg「螺旋階段を昇ってすぐの所からの図。携帯電話のカメラの都合で暗い。」
 
 その後、ふたたび長方形の部屋に戻り、次の展示室「月」/岡崎和朗「HISASHI-補遺するもの」へ。三日月型の天井の高いスペースになっていて、その部屋で発生する音がその空間ですごく反響するような構造に設計されているので、歩いたり、手や壁を叩いたり、喋ったりして発生した反響音に思わず聴き入ってしまう。
 
 
 美術館を後にして、そのまわりをブラブラしてみると、見事な菜の花畑を発見し、懐かしい香りに包まれた。
 201204221404000.jpg


 
                                                                                                                                  

関連記事