酒を待つ。

2012.01.23.Mon.13:00

 乾杯等の状況次第以外で、お酒を口にすることは滅多にないが、それでも「今日はサシで呑みましょか」というような、そういう気持ちになる年上の友人が二人ほどある。
 内一人とは事情があって連絡をとれない/とらないでいる。(勿論犯罪によるものなどではなく)全きの私事によって本人が「合わせる顔がない」らしく、納得とか決着とかどういう言葉を当てはめたらよいかわからないが、気持ちが定まった「合う顔」をこちらが待っている状態である。

 「そんなの大した事ないよ、気にすることじゃないよ」と思ってしまうのはやはり他人の言であり、本人からすれば複雑に絡めてしまった自分の人生をとても恥じているように私には窺われた。
 おそらくこのブログは見ていないだろう。今年も年賀状を出したが返事はなかった。しかし宛先不明による返送はなかったので生きているのだろう。それで充分だ。

 お酒は哀しい。でもお酒は楽しみでもある。呑みながら時々記憶をとばすことを、大袈裟に笑うことを、我々ならやはり日本酒かなと、その時をただ楽しみに待つ。



で、そんな個人的なこととは関係なくこの本↓は面白いですよ。一人酒のお供にでもどうぞ。
表紙デザインは葛西薫。(当たり前か)

『酒の本棚・酒の寓話―バッカスとミューズからの贈りもの 』
(1983.7.11 サントリー博物館文庫 7)
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【酒の本棚】C・ウィルソン アップダイク A・ウォー 渡辺一夫 J・チーヴァー P・ガスカール 星新一 マンディアルグ ダール シリトー L・ウィバリー 芥川比呂志 G・レビュファ 山口瞳 ミケシュ 安岡章太郎 ロブ=グリエ 開高健

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【酒の寓話】和田誠 池田満寿夫 吉行淳之介 D・キーン 木村尚三郎 出口裕弘 山口瞳 新川健三郎 田村隆一 一海知義 千野栄一 木村浩 東海林さだお 遠藤周作 開高健



☆25日(水)は、15時頃からの営業です。



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