まったく

2011.04.12.Tue.00:20
困ったもので、今日はもう一つの仕事の方で「旧姓」と漢字で書くところを「旧性」と書いてしまい改めて自分の漢字の能力に愕然とする。結婚してジェンダーまで変わってしもたやんけ、と自分にツッコンでみたり・・・


 漢字と言う事で何故か小島信夫の事が頭に浮かぶ。小島信夫の作品では漢字で書けそうな所をカタカナで書いてあったりする部分が多々あるのですが、本当に忘れたのか、わざとカタカナなのか、中々判別しにくい所でその辺もまた味、なんて思ってしまうのです。と書いてみた所で別に私の漢字の能力なさを正当化するいかなる理由もないのですが・・・

 しかし?、小島信夫の作品は面白いというか異様というか、あっちに行ったり、こっちに行ったり、さっきはなんの話題やったっけ?とか、この文章の主語は誰で、誰が誰に話しているの?等々、読んでいるこっちが時々混乱してしまうような文章で、文法的に不味い部分があっても何故か読めてしまうあたりが流石。適当に書いてそうで、やっぱりあれは計算されているのかな?と思ってしまったり、あの人の文章を読んでからは、こちらの思考回路にも影響があり、文章や言葉の魅力は文法的な正しさだけではないと思わせる何かがあります。あと、あの人の人間を見る目。かなり冷徹に自分も含めた他人を見ているあの視線。エグイです。

 なんか珍しく御託を並べてしまいましたが、一個人の感想なので適当に流してやって下さい。当店にも新潮文庫版の「アメリカンスクール」(初期と中期の短編集)の在庫ありますので、興味のある方は是非。






今日4月12日(火)は、お休みです。



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