HERB LUBALIN作品集。

2017.09.12.Tue.06:00

herb lubalin

herb lubalin2

herb lubalin3

Herb Lubalin: Art Director, Graphic Designer and Typographer
編/Gerturude Snyder Alain Peckolick

アメリカのデザイナー、というかタイトルが全てを表してくれておりますが、ハーブ・ルバーリンの作品集です。このカバーの青がモニタ上では全く再現できませんが非常に独特な深みがあり、是非手にとって御覧頂きたいところ。
HC カバー上部にヤブレ 頁内フチに弱いヤケ 英文 予価10000~12000円


最近入荷。

2017.09.12.Tue.06:01

随分前の入荷分です。
が少しサボっていたので、まだまだ作業がありあり。
出せそうなものは、月末からの催事にも出す予定。


ブランショや図録などなど…

20177②
マグナム勢(他にマルク・リブーやユージン・スミスも)とJoel Meyerowitzの『CAPE LIGHT』(expanded edition)
アンリ・カルティエ=ブレッソンの図録(状態悪)は、1966年日本初個展@京王百貨店の折のもので、写真展の図録の印刷がコレ!?というなかなかな仕上がりですが(ちなみに文字組もなかなかに…です)、一周廻ってかえって新鮮です。
写真集は、秋山・土門・奈良原・植田・石元・篠山…といった日本の写真家の有名どころによる大判の全集もあります。チェックに相当時間がかかった…。セットものだけど1冊換算500円のものなので、一体丸2日も何をしているのかという気分になりつつ、まあ古本屋ってこういう仕事ですよね、結局。
と、スカしてみましたが、実質座って頁をめくりつ眺めつしてただけ…。

maryengelbreit.jpg
『Mary Engelbreit cross-sttich』『北欧の手づくり手帖』他刺繍本
自分には縁遠い世界…。こういう手芸関係(今はなんでもハンドメイドっていうのかな?)をそつなくや嬉々として出来る方を、本気で心から尊敬します。

kitaj.jpg
『FIRST DIASPORIST MANIFESTO/R.B.Kitaj』
画家キタイによる「彷徨えるユダヤ人」としての絵画的立ち位置を綴った半自叙伝的一冊。(あくまでもさらっと捲った印象です)
この画家の生涯だけに関して言うのなら、これを出版数年後のテート・ギャラリーでの展示が批評的な面で失敗に終わり、その直後に二番目の妻を亡くしたことから「ジャーナリズムが妻を殺した」(←かなりの意訳)みたいになって、失意のままアメリカに戻りやがて自殺といわれているその死までの10年強は非常に興味深いところ。
キタイはアメリカ生まれで、国をまたいで何ヵ所かの美術学校に通い、そのひとつであるイギリスのロイヤル・カレッジの卒業展でデイヴィッド・ホックニーやアレン・ジョーンズらとともに注目され、やがてイギリスにおけるポップ・アートを牽引していくようになるわけですが、長きにわたり親交のあったイギリス生まれのホックニーが比較的早い段階からアメリカにスタジオを構えてほとんど定住のような生活をしていたことを考えると、この二人の生涯の比較も面白いような気がしますな。
キタイはイギリスに住むようになって(ちなみにウィーンの美術学校にも少しの間通っている)、特にカフカやヴィトゲンシュタインなどヨーロッパのユダヤの知的資産を肌で感じるようになったことは大きかったのだろうけど。

jan saudek
『Jan Saudek』
私は(検閲がらみやそれを意識しすぎた自主規制による)修正だのボカシだのには反対派ですが、百歩譲って修正を許容するにしても、正直この写真集の修正の入れ方はH・I・D・O・I。入れ方が汚い。これソウデック自身はOKを出したのかしら。
とはいえ一部のみでそないにたくさん修正が入っているわけでもなく、この作家の独特の色調は存分に楽しめます。
このアニマルな写真がOKなら修正もナシで良かったんじゃない?でも局部はやっぱあかんのか?いや巨匠系写真家の局部写った作品なんて、ごろごろあるのにナ~。といういつもの着地点。

ともだちはモモー
『ともだちはモモー/佐野洋子』
佐野洋子絵本作品の中では結構異色かと思うくらい、素直な子供が描かれています。リブロの絵本だから?


20177③
振り返れば奴らもいる…

とはいえ半分くらいはネット売要員なので、のんびりやりたいところ。

…みたいなものが結局溜まってまた別の山をつくっている状態…。



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最近入荷分。
可愛らしい絵本が中心です。
がまくんとかえるくんのシリーズは何冊あっても嬉しい。
20177④

洋書定番系童話。

2017.09.12.Tue.06:02

mommy sendak
『mommy? /Maurice Sendak Arthur Yorinks Matthew Reinhart』
センダック作品(書き下ろし?)の仕掛け絵本。
仕掛けはマシュー・ラインハルトというポップアップ絵本の世界ではよく知られた方が担当しているようで。
素晴らしく複雑に面白く立ちあがるので、ついつい何度も開いては「うわ~」となっています。
細かなシワはあるものの仕掛け部分の状態は良好です。

20179g
グリム兄弟やアンデルセンの童話とポール・ガルドンやフェリクス・ホフマン、バージニア・リー・バートンといった人気挿絵画家の組合せによる絵本です。60年代末から70年代に出された英訳初版もしくは(独語の)Reprintばかりですが、状態はなかなか良さそう。
随分前に書いたかもしれませんが、翻訳される段階でその国の傾向にあわせて絵もトリミングされたり色出しが変えられたりということもあるようですし、ローマ字或いは他言語と日本語のフォントを載せるのとでは画面の印象がぐっと変わることもあり、洋書は洋書でお楽しみ頂ければと思います。

で、その中で気になったのが『マッチ売りの少女』。
20179②
今まで見知っているこの作品の少女の絵で、一番の惨めたらしさが表現されているような…。目の周りに影出来てるし。
ちなみに最後の最後に少女がマッチを擦って見える少女のおばあさん(の幻影)も、かなりの魔女感あり。
この挿絵は日本では絵本『バーバ・ヤガー』の挿絵でおなじみのブレア・レントによるものです。この画像だと木の表現がまさにそうですね。
絵がほとんど引きの構図で、少女の置かれている寒々しさや悲惨さといった状況を否応なく見せつける効果的な表現となっているように思います。(接近だと「この少女の心情をお察ししましょう」かと)



new come on。

2017.09.12.Tue.06:03

この記事の下に、あげていなかった入荷記事を3つ程あげておきました。一部販売済です。
…で、ようやく最近も最近の入荷物なり。

20179③

青山にあった今はなき東高現代美術館にて90年代初頭に開催されたデヴィッド・リンチ絵画展作品集(デビッド・リンチ Paintings&Drawings)やフィリップ・K・ディックの文庫、Michael RotherやKlaus SchulzeのCDなど。

あとミステリや政治スパイ小説(ジャンル名を教えて頂いたけど忘れた…)系の、創元推理・創元ノベルズ・ハヤカワ・扶桑社ミステリなどなどの文庫が300冊ほど入荷予定です。置ききれないので今現在は一部のみ入荷。大体100円になるかと思うので、次回イベントに持参予定です。


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面白そうな買取のお話を同業の方より頂いた。
話によればうちが欲しそうなそれなりのものが、それなりの量…。
断りたくもないが、銭も無い…。
どうしたものか。
どうにかするか。

うーん、秋だなあ。

林哲夫油彩画展。

2017.09.12.Tue.12:00

林哲夫コムサ展 林哲夫コムサ展2

林哲夫油彩画展「comme ça」

日時:9/12(火)~9/24(日) 12~19時 ※18(月)休

場所:ギャラリー恵風


営業をやめてからも色々とお世話になっている画家(その他装幀文筆諸々)の林哲夫さんの個展案内を頂戴しました。
最近は私の方はお見かけしていないけれど、K氏は下鴨でお会いしたらしく僧侶ルックの扉野良人さんとなかなかな2ショットをカメラに収めてもらって写真を送付頂いておりました。
sumusの皆さんはアクティブだなあ。そのせいか林さんもスマートです。物腰も。
割と長い期間の展示のようですので、私も行けそうであれば行きたいです。

林さんBlog→daily-sumus2


安定の新入荷モノ。

2017.09.27.Wed.11:30

出戻りチャンも含めて色々、ほんの少し前の入荷分。買取の御常連様は本当にありがたい限りです。(古本屋は仕入れが命)
CDは聴いてみたいものが結構あるので今からチェックが楽しみです。


20179②


20179③
『ふしぎな角笛 ドイツのまざあぐうす/矢川澄子編訳 佐々木マキ画』
マザーグースってイギリスじゃないの?ドイツ?
と思いましたが、わらべうたと解せば「そうか」という感じですね。

20179③2
自分が気になったのはこれ。
色んな角度から解釈が可能だろうけど、ブラック・ユーモア感が出つつ格言ぽくもありつつでいいですね。

20179④
『定本ジャックス(2版)』 『定本はっぴいえんど』
少し“伝説の~”扱いがなされすぎてる気がしないでもないバンド達の、伝説扱いされている書籍達です。(ちょっと盛ってみました 盛るのも仕事)
ジャックスの方は存在だけほのかに知っていたけれど、はっぴいえんどの方も出ていたとは。
巷のアーティストブックとは一線を画す、それぞれストイックに資料性の高い内容となっています。インタビューが貴重かも。

20179⑤
森博嗣の文庫本。
自分では買ったことのない作家で、かつWeb日記をまとめたものということであったので今読んでいます。アイロンあてるの面倒くさいな~といったようなそういう隙間時間に。(つまりは持って帰っているということです)
国立大学の助教授とミステリ作家をこなしていた二足のわらじ時代のものですが、どちらに肩入れし過ぎることも無くしかしそれらをしっかりしょいつつ淡々と生活している(ように見える/見せている)のが面白い。頻繁に出てくるこの人の妻の存在はもっと面白く、かなりのスパイス感。

20179⑥
『DAVID BAILEY 写真集』
ペーパーバックタイプの写真集です。1960年代カルチャーがお好きな方に。







でも今回はこれ!!!



20179⑦
『from one charlie フロム・ワン・チャーリー/チャーリー・ワッツ』
「バード」の愛称で親しまれたサックス奏者、チャーリー・パーカーに捧げられた、ローリング・ストーンズのドラマーでありながら元々はジャズ・フリークであるチャーリー・ワッツのソロアルバム(正確にはチャーリー・ワッツ・クインテットによる)です。
「チャーリー・ワッツいい人」説は熱心なストーンズファンでないような私でもまれに目にしますが、そういうことを裏付ける?かのようなこの思慮深いタイトル…。
CD1枚・チャーリー・パーカーのピンナップ・解説冊子・詩集という内容の限定BOXセット仕様です。

20179⑧
20179⑨
で、詩集と位置づけされているけれど実際の内容はチャーリー・パーカーの人生を描いた絵本、これが良いのですよ。
こちらはグラフィックデザインの仕事をしていたこともあるワッツ自身の手によるもので、チャーリー・パーカーは愛称にちなんだ「鳥」で表現されています。文章自体はリズム感もあり、詩と呼べなくもないのですが…。
最近は公園でハトがトコトコ駆けている様子をみるだけで胸が熱くなってしまう程なので、こちらの絵本にもがっちり掴まれてしまいました…。
通常盤CDの方も廃番のようですので、宜しければチェックしてみてください。