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西島芳『カゾクゾウノ旅』

2011.12.01.Thu.02:04
 
 当店では、ミニコミ等の自主制作物(ざっくり言えば大手流通にのれないもの/のらないもの)の、現在扱っているもの以外での新たな持込・受付或いは委託販売はしておりません。ものをつくる人、その制作物への敬意として、買切るというのが私の信念で(といってもいつも少部数なんでエラそうには言えませんが)、しかしながら世の中にゴマンと存在する彼/彼女らの表現を次から次へと受け入れる余裕がない、という単にフトコロ事情からくるものなのです…。(勿論、こちらが興味を持った場合は声をかけさせていただくつもりです)

 今回のジャズピアニストの西島芳(かおり)さんの作品は、先日の長岡天神での一箱古本市でお世話になった榊翠簾堂さん(正確には特に彼女の御主人)から前に御紹介を受けていて、正直に申し上げると、そのファンとしての熱さにやられてしまった、というところで取扱いを決めました。
 古本市の会場で初めて引き合わせていただいたのですが、西島さんを紹介するときの翠簾堂さん御主人の表情というのが、幸せそうなという言葉では片付けられないほどの何ともよい表情をされていて、その言葉も決して浮ついたものではなくて、「ああ、こういうファンに支えられているアーティストの方はいいなぁ」と素直に思った次第です。

 ですので私としては、(大分前の作品はHP上で視聴したのですが)ほとんど現在の音源も聴かないまま、今回は特別に取扱いをさせていただくことと相成りました。感想のようなものは、Kさんが下に書いてくださると思いますが、このビジュアル、タイトルから想像されるもの以上に、格好いいです。しばらくは店内BGMとして流すつもりでいます。


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CD『カゾクゾウノ旅』
超豪華!!! ¥3500(税込)で販売中!!!  


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*サンプルの用意ございますので、是非お手にとってアートブックも御覧ください。

 
 まず一聴してすぐわかる録音物としての音の良さに驚きました。CDのジャケットや内封されているアートワークに使われている紙の質感の選び方とも関連していますが、まず基本的なモノとしての質が非常に高いです。
 ピアノの所々に顔をのぞかせる親しみやすいメロディーに、対して?という訳ではないですが、ドラムスの動きによってこのアルバムのドライブ感が強まる印象ですが、ドラムスが主役というわけでもなく、かといってピアノが前面に出ているという訳でもなく、そしてアコースティックベースが脇役という訳でもない、という絶妙なバランスでカッコイイです。そのバランスは録音状態の良さもしかりで、各楽器がバラバラな印象を受けません。と書いたところで、何も言ってないのと同じで、まずは聴いて頂きたいので、このアルバムのショートバージョンが御覧頂けるyoutubeで是非。
 こちら→http://www.youtube.com/watch?v=wWkZyS4oXmo

 西島芳さんの公式ホームページはこちら→http://kaorimusic.net/




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石に熱の内在せる。

2011.12.02.Fri.11:00
 
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 色々な意味でうすら寒い店であるのと、私が寒がりなので冬場にカイロというのはかかせないのだが、普段は2種類を使用している。ふたつとも同じ会社がつくっているが、右のほうはいわゆるプライベートブランドのものなので、1枚あたり10円程安くはなるが、熱温度持続時間も2時間ばかり短い。貼る時間や予定によって、使い分けるのである。
 しかしぎこちなく冷めた使用後のそれをゴミ箱に棄てるとき、思い出すのはいつも「石焼」のことである。

 「石焼」は、文字通り石を焼いたものである。大人になって色々な人に話を聞いてみたところ、誰も知らないというので、二十年以上前の、それでいて私の通う小学校の中でという局地的な流行であったのだろうか。
 朝の登校前、石油ストーブの上に石を置いて暖めておくというシンプルな作り方ながら、欲張って時間をかけてしまうと全くつまみあげられないし、逆に時間が足りなければ、暖かさの持続力を欠いてしまう。「熱っ!」と言って、そのあと指先を少し振ってしまうというぐらいがよいのだ。それをハンカチにくるんで服のポケットに入れ、30分弱の通学時間をしのぐ訳だが、私はものぐさであったので直接石を入れて、時々触ったりしながら「今日のはうまくいった」「足りなかった」と思ったりしていた。

 学校に行けば行ったで、昼休みと下校前の時間ともなれば、ストーブの上にめいめいの石が並べられる。形も大きさも様々で、時には皆のが載りきらない場合もあった。ストーブの周りを囲んで暖をとりながら、皆一様に自分の石を眺めている。たまに、「どれでもいい。同じ石じゃないか。」とばかりに、自分が持ってきたものと違う石を持って帰るのがいるので、石に執着のある私のような子は特にじっと自分のを見張っていたのである。
 石は石であれば何でもよいというわけではなく、できるだけ表面が滑らかで平べったく、しかし適度な厚みがあるというのが理想的であった。そしてそれは、よく黒っぽい色をしていた。石は大概、登下校中や校庭の端っこなどで探すのだが、理想的なものはなかなか落ちておらず、時々誰かがその理想に近いものをストーブの上にぽんと置いたりすると、自分のものがかすんで、そちらに心が奪われたりしていた。

 中学に上る頃には、石焼をしなくなった。それがカイロに取って代わった、というわけではなく、ほとんど目覚めている生活の中で、体温の変化を感じなかったのもあるかもしれないし、思春期特有の怒りといったようなものが全身を駆け巡りはじめ、常に発熱状態にあって寒さなど二の次であったのかもしれないが、まあこれは少し言い過ぎであろう。


↓↓↓血流を促しましょう(という趣旨かどうかは??)↓↓↓
『THE MODERN BOOK OF MASSAGE』
著者:Anne Kent Bush  写真:Patric Harbron
販売中!!

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スレあり、ペーパーバック。

外国語は理解できないという私のような人間でも、写真を見ればなんとなくわかるようにはなっています。この本の写真のモノクロの色調は、自分の撮るものとは全然違うのですが、かなり好み。写真集として捉えるのもありかと思います。
折々で、鈴木大拙やヘレン・ケラー、ワーズワースといった著名人の言葉の引用も。

冒頭に「ダライ・ラマと彼の平和活動へ捧ぐ」とある。
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お祝い。

2011.12.03.Sat.18:05



 常連の親切なお客様からこんな素敵なケーキを頂きました。本当にありがとうございます。
 
 実店舗の運営を色々な意味で1年間続けられてこられたのは、色々な人との出会いによってこちら側の意図を超えた事が起こり、それがまた流れをつくっていく、という事から生まれてくる何かに支えられたような気がします。
 個人的には未だ確信めいたものは何も無く手さぐり状態なので、ちょっとした感触を手掛かりに少しづつ続けていきたいと思いますので、引き続き「ありの文庫」を宜しくおねがいいたします。
 

 
 文責K



明後日12月5日(月)はお休みです。
 
 

András Schiff  "Goldberg Variations J.S.Bach"

2011.12.04.Sun.18:01
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 最近自分がオープン時間帯の店番をする時の最初のBGMにこれをよく聴く。
 
 バッハの曲といってもこの「ゴールドベルグ変奏曲」しかちゃんと聴いた事がないので特に何も書けないのですが、高橋悠治、グレン・グールド、と聴いてきて、アンドラーシュ・シフが私にとって3人目のピアニストで、前者2人に比べるとクセが無い印象ですがそれはそれで好きです。
 作曲方法の秘密みたいなものをどこかで読んで、ある意味数学的な作り方をしてる事が興味深いけど、それにも関わらずかどうかはわかりませんが、メロディーの組み合わせが絶妙で飽きないし心地よい。

 さすがECMシリーズという事でジャケットも良い。



明日12月5日(月)はお休みです。

ありの文庫への道。パート1。

2011.12.06.Tue.23:42

 地下鉄、電車でお越しのお客様へ。

 まず阪急烏丸駅構内の西改札口付近にある先がY字になっている道を進んで下さい。そして21番出口の階段を上がると目の前にある道が京都市内を南北に走る烏丸通りです。その道を正面に見据えて右(北)に歩いて下さい。しばらくすると右手から急に車が出てくる駐車場があるのでご注意を。その後は電池が切れるまで動き続けている小さな黒い招き猫と今の季節柄かサンタクロースの帽子がかぶせてあるサイのオブジェ等がショーウィンドウの中にあるスーツ屋さんがあります。余談ですが、その招き猫は招いているのでは無く、うつらうつらと寝ているのでは、との噂。そしていつも観光客で賑わっている和菓子屋さんがあり、目の前に信号があります。その信号は渡らず右折して下さい。この右折した道の名前が錦小路通りで、道幅が狭いの注意が必要です。出来ればすぐに歩道の方を歩くと安全です。そしてすぐにまたもや駐車場への入り口があるので今度は左側からの車に注意して下さい。そこを過ぎると、歩道の反対側に修道院製クッキーを販売している酒屋がありますが、「な~んか、修道院で作ったクッキーってダークやね~」などと、間違った認識の感想を述べずにそのまま道なりに進んで下さい。ちなみにそこのクッキー美味しいです。しばらくすると、また道の反対側(歩道を歩いている、と仮定していますので)に紅茶屋さんがあります。そう、そこまで行くと実は通り過ぎてしまっているので、まず紅茶屋さんの前まで行って下さい。そして顔を左に向けると郵便ボックスが並んでいます。そこをよ~く見ると、「5F ありの文庫 本と音」と書いた郵便ポストがあります。その郵便ポストを正面に見据えて右手に何やら入り口らしきものがありますが、そのビルでは無く、1階に焼き肉屋さんがある反対側のビルに回って下さい。そうすると当店(5階)へと通じる一直線の心臓破りの階段があります。


http://arinobm.blog102.fc2.com/

タミロック2011@居酒屋「和民」河原町店

2011.12.07.Wed.21:50
003_convert_20111207210350.jpg いよいよタミロックの日らしいけど、何も準備してないで。あの人。

006_convert_20111207211009.jpg そうらしいな。タミロックの時に読む予定の本を、カライモさんとこと砂の書さんでこの前買うてはったけど。

003_convert_20111207210350.jpg ああ、中川一政とブロッホね。そういう準備だけは万端なんやね。しかしどういうのんを持っていく予定なんやろか。

006_convert_20111207211009.jpg 知りまへんえ。どうせ店の本と、隠し持ってるやつ混ぜて持っていくんやろ。どうして名前変えて出店しようとするんか、ようわかりませんな。

003_convert_20111207210350.jpg ほんまやね。なんか気取ってるみたいに見えるわ。それはそうとライブの出演者、かなり豪華やろ。

006_convert_20111207211009.jpg そうそう。ここの人も楽しみにしてるみたいや。それとライブスペースとDJスペースとわけられるぐらいの広さらしいな。

003_convert_20111207210350.jpg 時間帯もリアル夜ふかし市やね。

006_convert_20111207211009.jpg そうなんよ。せやけど、カジさん曰く元々の夜ふかし市は行儀のよいあたしらこけしみたいなガーリーなイベントで、タミロックは「もっと男っぽい感じ」らしいわ。実際どうなるか知らんけど。

003_convert_20111207210350.jpg 楽しみやな~。

006_convert_20111207211009.jpg せやけどアンタ、ウチらお留守番どすえ。

003_convert_20111207210350.jpg …!!!!

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という会話は多分なされておりませんが、忘れてしまいたいことが多いのでタミロックに出店いたします。どうぞ宜しくお願いいたします。(出演:はなめがねさん@はんのきで購入したこけしと、御来店いただいているお客様のお店で購入した木彫りの鳥/こけしは意外と安い!)


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100000t大忘年会 ~タミロック2011~

12月8日(木) 22:00~翌5:00

@居酒屋「和民」河原町店 (河原町蛸薬師東側ビル6F)
入場料 1500円 (2ドリンク&えだまめ・えびチップスほかエンドレス軽食付き)

ライブ :
Drakskip
frosch
久保田健司 (震える舌)
浜谷俊輔
龍泪
原清華
久野昆布 (アレクサンダース)
odd eyes
goro's session
モガブティック◆スパンコール
畑庫治
トマト鍋(ザッハトルテ・都丸さんとドレクスキップ・渡辺さんのデュオ))

DJ :
大石勇介
大西将浩
dj colaboy
松本伸哉
野田晋平
DJエスレコ
井上和洋

出店 :
むんと食堂
カレー屋台村 山ねこ
ただ、ここ
おでんどんづまり
鉄球
100000t
伊東ちひろ
ナンバーエイト
cartoon
古本在野
Books Subbacultcha
+タミロック来たついでにちょっと出店する式の人たち。

落語 : 悶亭乳尊

詩の展示:ジョージマリエ

写真の展示:松川さくら

手相見 : 原清華

人生相談 : 鴨川相談所

茶番劇 (予定) : ナワシロケンシ

MC : 藤沢ゆきまさ



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ライブ会場スケジュール

22:00 開会の掛け声
22:05 浜谷俊輔
22:30 畑庫治
23:00 悶亭乳尊
23:30 frosch
24:00 Drakskip
24:30 トマト鍋
01:00 odd eyes
01:30 goro's session
02:00 原清華
02:30 久保田健司
03:00 久野昆布
03:30 龍泪
04:00 モガブティックスパンコール
04:30 寺町レヴィロス
05:00 藤原ゆきまさ






☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
金曜日の朝は、遅刻しないよう心がけたいと思います。心がけはいつも虚しくつもるばかり…ですが。
                                  

ぶつくさ坊や。

2011.12.08.Thu.23:55
004_convert_20111208172953.jpg 今頃あの人がんばって営業活動に勤しんでいるんやろうか?この時間はまだ大丈夫やと思うけど、もうちょっとしたらヨダレたらして寝てへんか心配やわ~。それより何が腹立つって、あのコケシと鳥、新入りのくせに僕になんの挨拶もせんとうちに来よって、しかも僕だけ外の階段のところでじっとしてなあかんのに、あいつらは温かい店の中にいれるなんて!こんど、いっぺんシメたらなあかんな。坊やの怖さを教えてあげるデス~!
 




年末年始の営業日のお知らせ。

2011.12.10.Sat.18:00

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楽しかったタミロックも終わり、残すは恒例の年末年始への諸々となりました。


12/30(金)から、明けて1/4(水)までお休みをいただきます。
12/29(木)は営業と大掃除の作業を同時進行いたしますので、少々寒い思いをしていただく可能性がございますが、宜しければお立ち寄りくださいませ。尚、掃除終了後、営業時間終了の予定です。(夕方くらい?)



大掃除の際「ありの文庫に売ってもいいぜ」というような本が出ましたら、御相談くだされば幸いです。


GEDC1318_convert_20111209125853.jpgGEDC1326_convert_20111209130702.jpgGEDC1328_convert_20111209131437.jpg
一番左は、タミロック午前4時前の風景。この時間帯、かなりぐだぐだな感じでした。荷物運びをKさんに手伝ってもらい、結局Kさんも残ったのでただの「ありの文庫」での出店となっていました。お客さんと山崎春美の話題で盛り上がっているKさんを残して、私は外にお茶を買いに出ました。真夜中の街中を歩くというのは久し振りでしたが、やはりいいですね。人様からみたら、ただの徘徊以外の何物でもない程に同じ道の往来を繰返していたのですが。真中のは夜更けの寺町通。そこから錦小路通に入る(このあとすぐ仕事であったので)重い足取りのKさん。錦のお店は、当たり前ですが、もう働く人々の姿がありました。


素敵な新入荷。

2011.12.11.Sun.00:12

珍しく月を眺める。
昔、安い天体望遠鏡を買ってもらって、天に近づこうとした日々のことを思う。
遠いものを、遠いといつから思うようになったのだろうか。



「面白うて、やがて哀し」(と勝手に私が思っている)の山川直人漫画↓この辺入荷。
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『コーヒーもう一杯』の4と5が揃えば完璧なのですが…。しかし一話完結の内容なのでどの巻を読んでも面白い。


宮脇愛子の署名入本『はじめもなく終りもない―ある彫刻家の軌跡』出してます。この人の署名はちょっとチャーミング。贈呈先名がファースト・ネームなのだが、本文中に出てくる大物のあの方であればすごいお話。しかし巡り巡っての今ここ、なので確かめようがない。



…きみ、数年後のきみ、これらすべてのことを忘れ果てたころのきみに向けて書いているこのノートのことを考えながら、忘れ果てたとはいっても、これを読むことによってそれらのことはすべて、ほかのたくさんのことといっしょに、それを捉え、固定し、ある特定の場所に位置づけて鑑賞することを可能にするような一種の秩序のうちに、ある形式と構造に従って記憶によみがえってくるだろう、いまのところは、私がきみに得させようと努力しているあの照合のシステムが欠けているために、それができないにしても、
 だから、そのときには、きみのなかには新しい意識が生まれてくるかもしれない、そして、いまはわけもわからず、運び去られるがままになって、きみがその渦巻く濁流のなかにでもいるようにしているあのおびただしい情報の流れ、
 混乱したり、消失したり、互いに矛盾したりしながら、きみの上をすべってゆく情報の流れ、
 われわれすべての人間、互いに知り合ってもいないきみの級友や教師たちみんなの上をすべってゆく情報の流れ、
 われわれのあいだを、われわれの周囲をすべってゆく。
 あのおびただしい情報の量を、正しくつかみ直すことがきみにはできるようになるだろう。

***ビュトール『段階』第Ⅰ部***


…いま、とぼくは言ったが、しかしそれはほんとうにはいまではない、書いているのがほんとうにはぼくではないのと同じように、この時間はとうの昔に終わってしまっているのであり、ぼくが使用しているあの現在形は別の現在―
 あなたが書きつつある現在、ぼくやまたぼくの級友たちがあなたの書いたものを読むであろう現在を、
 あの中心的な時間―刻々と遠ざかりつつあるにもかかわらず、
 その時間のためには不動の<物語の現在形>を用いることによって、
 次第に厚みを増しながらそれをとり包むほかのあらゆる時間とあなたが区別している、
 あの中心的な現在に結びつける橋脚のようなものなのだ。
 それに対し、いまこの時間、一九五四年十一月九日、火曜日の午後のなかばという時間は、あなたがあなたの心の焦点をほかのある生徒やほかの先生に定めて、この次ここに立ちもどり、これをまたほかの時間のなかに―単にこれに先立った時間のあとにというだけでなく、これに続いた時間の前に位置づけようと思うときには、
 あなたはそれをぼくに過去形で書かせるのであろう。

***ビュトール『段階』第Ⅱ部***


ロブ=グリエ『嫉妬』(白井浩司訳)・ビュトール『段階』(中島昭和訳)収録、集英社版世界の文学25(1977)販売中!!!

ピエール瀧とハイデッガー。

2011.12.12.Mon.12:12
左はハイデッガーの「ニーチェⅡ」(平凡社ライブラリー、Yの持産物)、右はピエール瀧の「屁で空中ウクライナ」(太田出版、K持参物)。
ブログ1
あれ~、これどこかで見た記憶が…まあいいや。

ブログ2
ニーチェⅡ+50円=屁ックライナとは!


ブログ4
ああ、状態が悪いのでこの値段ってことね。


ブログ5
ここも


ブログ6
カバーの裏側もこれなもんで

それにしても、やっぱり安すぎ。

(現行でもこのハイデッガーは買えるので安くしました。カバーのひどさに比べて、中身は頁折れが2か所ほどでいたって綺麗な状態です。大体吉野家の牛鍋丼並より安いくらいでしょうか。)



☆明日12月13日(火)はお休みです。
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