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山坂書房の出版物

2011.02.01.Tue.00:00

 今日からプロ野球がキャンプインです。それに伴い、私もようやく新年がはじまる思いです。
だらしない生活が続いているので、何とか立て直したいと思います。未読のたまりにたまった週刊ベースボールを、まず読み込むところから始めます。(オリックスがだんだん再生工場化しつつあるように思うのは私だけだろうか?)




 
 昔から、思い入れのあるものについて語ろうとすると、その言葉がロクなことにならない。文章も無駄に長くなり、言葉がすべりおちてゆく。高校・大学・大学院と散々で懲りているにもかかわらず、何度も同じ過ちを繰り返す。
 今回は出来るだけ我慢。

 先日納品いただいた<山坂書房>の出版物の御案内です。
私が言うべき言葉があるとすれば、黙って購入して家に持ち帰って、こっそり大事に読んで欲しい。退屈でごろりと横になったときに、ごろごろしながら再読して欲しい。(←これは私の姿だ)
 そんなところでしょうか。



『山坂』 第三号・第四号 / 山坂同人

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 年に2回の発行。第一号、二号は品切。(見本はあるので御覧いただけます。)¥300は安過ぎると思う。Oさん、Mさんの「山坂ヨサンセン」による、創刊号から続く言葉一切排除の「去年の夏のことですやん」の奥深さ。何と表現して良いのかわからない読後感。この「成ろう、成ろう」としつつ未だ「成っていない」「言葉で明確化できていない」(状態)感情の喚起、自覚こそ『山坂書房出版物』をつらぬくスタイルであるように思うのだが。



『掌編漫画誌 土地』 第一集・第二集 / 山坂同人 他

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 「土地」がテーマの掌編集。ご紹介済みのアシタモさんや顔画工房の炭子部山貝十さん(ほぼ同人物)、藤本和也さんも寄稿。第一集も良かったが、最新の第二集はストーリーテリングのうまさ際立つ一冊となっている。明石在住(これがヒント)の藤田みゆきさんのぐにゃりとした線で描かれた瞬間芸のような作品に脱帽。



『かわらばんくん』 / 三好吾一

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 以前にご紹介した通り、自分の新聞を作りたくてたまらないいがぐり頭の「かわらばんくん」の日常が、4コマで表現されている。いつもゆるやかなオチが魅力的。先日おふたり来店の際、Oさんが「M君の『かわらばんくん』なんかはもっと売れていいとおもうんですよね」と呟いた時の、凄味-怖さ、ではなく実感の吐露、その迫力、佇まい-が印象的であった。「もっと売れていい」、私もそう思う。


 

☆アシタモさん『冒険少女』、顔画工房さん『劇画 黒座敷』、『黒のマガジン』第2号も発売中!




 私何か書きすぎましたでしょうか?普段から、書評を読んだりしないので書評らしい書評みたいなのは出来ません。文学論とか芸術論など、そういうものから逃げてきた身分なので出来ません。少し前までそういうのを求められると傷口に塩塗りこむが如くの思いでしたが、~論とか「ほんま、どうでもエエわ」と最近心から思える様になったので、昔も本当はどうでもよかったのでしょう。でも好きなモノを紹介する時には、ある程度の表現力が必要なのだなぁと痛感。
 ですので皆様、『山坂』を問答一切無用で私からも宜しくお願いいたします。


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二十一歳-白と黒のうた-東君平著

2011.02.04.Fri.08:00
 串田孫一の若かりし頃(40代?)の姿を初めて知る。(筑摩書房版 『博物誌』より)

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 何と素敵な!
今まで何となくでしか読んでこなかったが、これからは意識して読もうと心をいれかえる。






二十一歳-白と黒のうた-東君平著(1990新装版 サンリオ)


 白と黒のうた

ぼくのうた
白と黒のうたは
しろうとくろうのうたで
素人苦労のうたと書きます

 



        IMG_0002_convert_20110202233916.jpg

 もう一冊入手したのでお値段わずかに変えようと思い、棚から取り出して久し振りに読む。
東君平さんはその名を知らないでも、その作品を観たら「ああ!」と気づく人は意外に多いのではないだろうか。太い単純な線で、丸っとした目の男の子女の子が印象に残る絵だ。今は絵本でみる機会が多いが、この人の「おはなし」や「詩」のセンスは素晴らしく、個人的には愛蔵版「全作品集」なんかで出版されれば、と思う。
 この詩画集はまさに彼が21歳の頃の作品を集めたもので、絵の雰囲気はメジャーなものとは大分違ってビターな印象。



……当時は東京杉並の鷺の宮二丁目という所に住んでいた。住んでいたというよりそこに在ったといってもいいし死なないで生きていたといった具合だった。
近所にはまだ畑なんかもあったからイモなんかは夜のうちに掘ってきておいてアパートの共同台所でそれを洗って誰かの持物の包丁を無断で借りて輪切りにして、これも誰かの持物のフライパンをやはり無断で借りて、ついでにサラダ油も無断で借りてジャーッと早いとこバレないうちにいためて、新聞紙の上にころころとイモを置いて自分の部屋に戻って水と一緒にそれを喰って、窓を開いて空を見て、ひとりで「ああ、喰った喰った」とか何とかいって本当は情けないのに情けないなんてことはないような顔をして、ひとりでもう一度空を見て、そうするとゾーッと音がして寂しさがドーッとやって来て、頬がポロッと顔から落ちてくるんじゃないかと思えてくる。それが二十一歳で、確かに私の二十一歳で誰も助けてくれる筈もなくてそんなことは自分でわかっていて「そのうち大丈夫、がっちりがんばるよ」と自分にいいきかせて。

それでも月に一度くらいはラーメンが食べられる日もあった。
長島選手が天覧試合でホームランを打ったのを観たのはその月に一度のラーメンの日のラーメン屋のテレビで、私は夜店の帰りみちだったのでビニールの小袋の中に金魚を一匹入れて持っていたのを思い出す。
二十一歳。もう私の上には戻って来ない過去となってしまったが、懐かしいようなもう二度となってみたくないような、それでいてもう一度戻ってみたい歳だ。……  
                   
                                              あとがきより    




「二十一歳」という詩。
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「二十一歳」の挿絵。
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人、動物、植物、川の流れにいたるまで全てに表情があるように思う。見飽きない。



JOY DIVISION "UNKNOWN PLEASURES"

2011.02.05.Sat.02:27
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1979年FACTORYからリリース。当店在庫品は1992年再発輸入盤。

 初めて聴いた時はボーカルのイアン•カーティスの独特の暗い声に馴染めなかったのですが、去年の今頃「コントロール」というジョイ•ディヴィジョンを題材にした映画を見てから好きになってしまったぐらいで、音楽も?馴染む/好きになるには何かしらの回路が必要というか、純粋に音だけで判断という訳にもいかない時があるみたいです(私だけ?)。
 
 彼らの音楽は構造自体はシンプルな感じで良いのすが、やはりイアン•カーティスの存在が魅力かと。パンク以降の音に電子楽器が入りつつあるスタイルで、基本的にドラムス、ギター、ベースにボーカルといった編成で、ドラムマシン等を全面に打ち出した音楽よりは少し前といった印象があり、最近はそうでもないのですが以前は電気的な堅くて重いドラムの音ばかり聴いてた時期があったので、生ドラムもしくは軽い電気的なドラムの音がどうもカッコイイと思えなくて、キックが堅くない!なんて思っておりました。なんと偏った聴き方!(笑)。
 
それにしてもジャケットも良いですね~。
 

ビタミンの素顔他

2011.02.06.Sun.00:00
 ライフ写真講座シリーズの「特殊撮影」。1971年日本版発行。

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 これ、何だと思いますか?
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実はビタミンB1の拡大写真です。


 お次はこれ、
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サリチル酸フェニル化合物の結晶の拡大写真


 もう一丁
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イリジウム結晶の電界イオン顕微鏡写真


と、いった感じの写真も載ってます。特殊撮影というシリーズなので、拡大写真以外もあり、目次を書きだすとこんな具合。

1.緩急の世界をあばく
2.実物よりも大きな写真
3.遠くのものを近くに引きよせる
4.見えざる対象を写真に撮る
5.科学技術と医学で写真を生かす
6.カメラのユニークな視覚


それにしてもこれはCGか?と思ってしまうぐらいカッコイイです。

今回の本の担当はKです。写真が見にくいと思いますがお許しを。

昨日は

2011.02.06.Sun.22:36
若い方がご来店。

ブログを見て頂いていた様子で

店内を丹念にご覧になられた後CDについてのご質問があり

Brian Eno、 竹村延和、高橋悠治など

調子にノッテあれこれ色々と少ない引き出しからやりくりして

少し性急過ぎたかなと反省。

しかし、こうやって何かが回っていっているのかなと思い

こうゆう事が出来るのも実地の店舗を持つ魅力やなーと

感じた一日でした。





お知らせ込の雑記。

2011.02.06.Sun.23:23
嘘でもいいから死ぬまでに一度言ってみたいセリフ。獅子文六『可否道』(新潮社)より。

「お黙り!イヤシンボ!誰がそんな奴と結婚するもんか。どいつも、こいつも、あたしのコーヒーばかり、狙いやがって、あたしを愛してくれる奴は、一人もいやしない。さ、もう、用はないから、さっさと帰っとくれ!」                               



 私はエヴリタイムですが、大体世間一般のおやつの時間くらいまでは、閑古鳥と遊んでいたりする毎日です。それで、オープンの時間をどうしようかしら?と考える瞬間があるのですが、そうはいっても世の中には色々な生活・仕事の形態があり、稀に昼一でというありがたい来店もあり、当面は11時頃(あくまでも「頃」です)オープンとしておこう、と思っています。

 本日はいつも通り閑古鳥の声を子守唄にしておやつまでの時間をやり過ごした頃から、ぽつぽつと来られる方々あり。本当にありがとうございます。ご購入頂い方た々には、その本で良い読書の時間を過ごして頂ければ幸いだなぁといつも思います。




               「今週は古本市行かなきゃ…!」
                

 トリペルでの古本市が迫っています。音楽の方はほぼ確定ですが、まだ本をしぼりきれていません。いわゆる雑本扱いの店なので、特別高級であったり、貴重な本をおいているわけでもない為、何をどうしようかと悩んでしまいます。でもやるといった以上は、やりますよ!(←ダンデライオンさんに向けて)
 音楽は試聴できるようにするみたいなので、興味があったらお試しくださいませ。



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古本市の御案内2月11日(金)~20日(日)。古書ダンデライオンさんのブログにて追加情報があります。第1部、第2部、それぞれお店が増える模様。色々選ぶ楽しみが増えますね。
開催場所のトリペルの詳しい場所はこちら


 Yは先月の営業がもうひとつだった責任をとり、本日から頭をまるめております。
という理由は嘘ですが、丸刈りにしました!来るべき夏に向けて、です。(でも夏の時分には、伸ばしていると思う)夏の暑さを思いながら、残りの冬を乗り切ろうと思っています。


 サイドバーっていうんですか?そちらに2月の営業時間の変更と休業日のお知らせのカテゴリつくりました。2月28日も、休業日にするかもしれません。ご確認、宜しくお願いします。




ROUGH TRADE SHOPS "electronic 01"

2011.02.08.Tue.11:16
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2003年MUTE/ROUGH TRADEからリリース。
タイトル通りエレクトロニックをテーマにしたコンピレーション2枚組CD。

ラフトレードは1970年代後半にロンドンでレコード屋としてスタートし、80年代前半にレーベルが独立した形で活動して、少し上の世代のある種の人にとってはドンピシャなレーベルで、私の世代で言うとWARPみたいな感じなのでしょうか。一時期には東京にもレコード屋の支店があったそうです。

ライナーノートには、このコンピは一種のオルタナティヴ・ミュージックのオルタナティヴ・ヒストリーと上手い事書いています(何をもってオルタナティヴとするかはお任せします)。

濃いメンツ揃いで名前を挙げていくと、
Brian Eno,Oval,Throbbing Gristle,Autechre,Pierre Henry,Kraftwerk,John Cage等々の1枚目と、
Faust,Can,Pan Sonic,The Human League,Thomas Brinkmann,Fennesz等々の2枚目。

1960年~2001年の間にリリースされた作品から選ばれていて、それぞれのアーティストの代表曲だけを集めている訳ではないのですが、通して聴けるようにも選曲してあり、コンピとしてはなかなか優秀ではないかと。

このCDが各アーティストの作品を掘って行くキッカケになれば、と思っております。



しつこいようですが…

2011.02.09.Wed.19:32
「えっ…!あんた古本市の事知らないの?」

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明後日から古本市です。場所はこちら
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どうも、ポン酢顔なセニョールKです。
えっ、ポン酢顔って何?
以前知り合いの女性の方から「Kの顔って醤油顔でもソース顔でもなく、うーん、しいて言うならポン酢顔かな。」と言われた事があり、その時私は「あー、俺ポン酢好きやし。」と訳のわからん答えをして納得?したのですが、果たしてその彼女の真意は如何に…

只今、マルガリータなセニョリータYと古本市に持っていくモノをまだ検討中で、余裕がないのが丸バレですが、多分明日の搬入ギリギリまでジタバタしているでしょう。


いよいよ今日から

2011.02.11.Fri.03:56
古本市。場所はコチラ IMG_convert_20110127183443.jpg




「おめーしつこいんだヨ!私までまた登場させちゃって。」

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昨日は搬入作業の為古本市開催場所のトリペルへ。同時期に出店される「古書・思いの外」さんもちょうど来られていて、4人でわいわいガヤガヤと作業をする。恥ずかしながらトリペルには実は初めて行ったのですが、部屋のサイズ、照明の感じなど雰囲気があり、良い場所やなーと感心。

それにしても他の出店者の方のラインナップを見ていると、それぞれ特色が出ていて意外とかぶらないモノですね。それがまたこうゆう市の面白い所なのかも知れません。いやー楽しみです。


それでは最後に一言どうぞ。

「ナポレオンからゲーテ、そして次は何処行くんだに?」




さっそく

2011.02.11.Fri.17:46
 初日にトリペルへ行ってきました。
      
 001_convert_20110211163152.jpg   002_convert_20110211163409.jpg あっ、ここにもパイナが!


             店内の様子。                    
014_convert_20110211165134.jpg 009_convert_20110211164802.jpg  013_convert_20110211165001.jpg


 そして自分達のコーナー。
                    
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昼過ぎに行ったのですが祝日という事もあり、しかも思ったより天気が悪くないので、もう既にお客様が多数来店されたようです。20日まで開催していますので、お時間のある方は是非。    
場所はこちら



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